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痩せる!健康に良い!東洋医学の神秘!と聞いて、美容に興味がある方なら最初に頭に浮かんでくるのが「ツボ押し」だと思います。

筆者も整体マッサージや足ツボマッサージは体験した事はありますが、小顔に聞くツボというのは知識になかったので調査してきました。

というのも背中のツボは自分では押すのが難しいですし、足ツボも靴を履いている状態では押せませんが、顔のツボなら覚えればお手軽にツボ押しができると思ったからです。

確かに健康サンダルや背中まで届くツボ押しアイテムを使えば「ながら」でもツボ押しができるのもかもしれませんが、顔のツボならば自分の指さえ空いていれば押せます。

それと筆者はデスクワークをする事がメインなのですが、ふと考え事をする時などに片手が遊んでしまい、顎を触ってみたり頬を引っ張ってみたりと落ち着きが無いです。

良い大人なのに恥ずかしい話ではあるのですが、この口元を触る癖は無意識でやっていると思うので気が付いた時には触っています。何とも恥ずかしい。

恐らく口元を触ってしまう癖というのはストレスに起因しているので、ストレスを発散させながら美容の向上に繋がるのは一石二鳥で良い発想だと思いました。

とは言ったものの、素人の筆者が押しても効果があるのかわからないですし、そもそもツボの場所も知らなかったのでその辺りも踏まえて調べたので、参考にして頂ければ幸いです。

内臓に効果があるツボや健康に良いツボ等、ツボの効果は様々なものがありますが、今回は小顔効果を期待できるツボを解説していきます。

そもそもツボって何なの?っていう知識レベルだった筆者なので、まずは大前提のツボについて紐解いていきましょう。

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東洋の神秘、ツボ押し

最初に言ってしまうと、ツボ押しに科学的な根拠は無いそうです。というのもその効果のメカニズムを解析するのが困難で、証明する事が出来ていないからという事になります。

とは言ってもこれだけ大衆化されている技術ですし、指圧は国家資格が必要なので科学的に証明されていなくても効果が無いとも言えないわけです。

現にWHO(世界保健機構)は経穴(ツボ)の数と位置を361穴と認知しているそうで、本当に何の効果も無いのならばそもそも認知はされていないと思いました。

いずれ科学がもっと発達すればツボ押しの謎が解明されるのかもしれませんが、現状はどうしてそういう効果になるのかわからないが、長い年月をかけて検証した結果こういう効果が出ているという感じなのだと考えます。

ツボ押しに根拠は無いですが、解釈としては東洋医学の「」と呼ばれる考えに基づいているもので、その気が巡っている通り道のような場所を「経絡」と呼ぶそうです。

その経絡に点在している神経の集まる場所が「経穴(ツボ)」だと解釈されているそうで、その場所を押す事で自律神経に働きかける事になります。

某世紀末な漫画に経絡秘孔を突いて敵を倒したり、病人を治したりするシーンがありましたが、発想の原点はここから来てるのかもしれませんね。

話が逸れましたが、自律神経が乱れると体温調節機能や体内時計が狂ったりと他にも様々な健康への害が予想されます。

その自律神経を正常にする事が出来れば、血流の促進や免疫力の向上にも繋がるので、ツボ押しの効果というのはその辺りに起因しているのでは無いかと思いました。

仕事として他人のツボを押すには国家資格が要りますが、自分のツボを押すのならば特に資格もいらないので、次の項では正しいツボの押し方をお伝えします。

正しいツボの押し方

正直な話、ツボの位置を覚えてただ単にそこを押せば良いだけだと思っていましたが、色々と調べていくうちに正しいツボの押し方がキチンと存在している事がわかりました。

国家資格が存在している技術なので押し方があるのも当然の話だったかもしれませんが、押すための技術というよりは押す時に気をつけるポイントの様なニュアンスです。

まずツボを押す時に避けた方が良い時というものがあって、妊娠中、食後、アルコールを摂取している時はツボを押すのは控えましょう。

つわりを抑えるツボなども存在する様ですが、そういった限られた場合以外は思わぬ副作用が無いとも言い切れないので注意した方が良いそうです。

またツボを刺激する事で血行が良くなってしまうのでアルコールの周りが早くなってしまう事もあるそうなので、お酒を飲んでいない時に押す事を心がけましょう。

ツボの押すタイミングは1日に3回ほどが良いそうで、むやみやたらに押せば良いというものでも無いみたいです。

ツボ押しに適した時間帯は諸説ありますが、午前午後の6時と12時が体全体に気の流れが巡っているので適しているとされます。

押し方としては、ツボに対して垂直にゆっくり力を入れるのが良いとされ、痛すぎない程度に加減をして3秒〜5秒ほど押しましょう。(場所によっては10秒前後が良いともされるので臨機応変に対応しましょう)

呼吸法を併用すると相乗効果があるとされ、ツボを押す時に息を吐き、ツボから離す時には息を吸い込む事を意識すると良いです。

ツボ押す時には指の腹や専用のツボ押しグッズも良いですが、ペンや輪ゴムで束ねた爪楊枝を逆さにして使っても効果は見込めるそうです。

そういえば筆者も無意識にボールペンの柄の部分で肩をグリグリしていたことがあるので、身近にあるもので危なく無いものであれば代用できると思います。

では次に小顔に効果があるツボを解説していきたいと思います。

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小顔効果の見込めるツボ

小顔効果とひとまとめに書いてしまいましたが、具体的には引き締め効果やたるみの改善、むくみの改善などを見込めるツボを解説します。

効果には個人差があると思いますが、継続は力なりと言いますので長い目でツボ押しと付き合っていく事が良いかもしれないですね。

上廉泉(かみれんせん)

アゴの中央先端に指を当ててから少し下に指をずらすと、やや窪んでいる所がありそこが上廉泉(かみれんせん)になります。

このツボの小顔効果としては

  • 首回りに贅肉の解消
  • 二重アゴの解消
  • アゴ周りの引き締め効果

といった効果が見込めると言われていて、押し方としては天井を見上げる様にしてアゴを上に向け、上廉泉を押しやすい体勢にします。

その体勢のまま親指の腹で垂直にゆっくりと押していき、5秒程度かけてゆっくりと離していきましょう(これを5回〜10回程度行います)

どのツボもそうですが、過度にやり過ぎず痛気持ち良いくらいで止めておく事が推奨されています。

散笑(さんしょう)

ほうれい線の真ん中付近、左右の小鼻と口角の間にあるのが散笑(さんしょう)になります。

このツボの小顔効果としては

  • 二重アゴの解消
  • ほうれい線を目立たなく薄くさせる
  • 頬のむくみ、たるみを解消

といった効果が見込めると言われていて、押し方としては左右の散笑に対して両手の人差し指を当ててゆっくりと押していき、5秒程度かけて離していきましょう。(これを5回〜10回程度行います)

ポイントとしては片側だけでなく、両方同時に押す事でバランス良くツボを刺激する事ができます。

巨りょう(こりょう)

小鼻の真横と目の真下を結んだ点の辺りにあるのが巨りょう(こりょう)になります。ちょうど頬骨のあたりです。

このツボの小顔効果としては

  • ほうれい線を目立たなく薄くさせる
  • 頬のたるみ、シワの解消
  • 口周りの歪みの改善

といった効果が見込めると言われていて、押し方としては左右の巨りょうに対して両手の人差し指を当てて、ゆっくりと上向きに押して5秒ほどかけて離していきましょう。(これを5回〜10回程度行います)

顴髎(けんりょう)

左右の頬骨の下側の縁と、目尻から垂直に下に引いたラインが重なる場所が顴髎(けんりょう)になります。指で押すとジーンとした感覚が上顎周りに広がる場所です。

このツボの小顔効果としては

  • 口周りのたるみ、むくみの解消
  • ほうれい線を目立たなく薄くさせる
  • シワの解消

といった効果が見込めると言われていて、押し方としては両手の親指で左右の顴髎(けんりょう)を5秒程度上に向かって押します。

この時に指を痛く無い程度にグリグリと回しながら押すとより効果が見込めるそうです。(これを5回〜10回程度行います)

下関(げかん)

耳の穴の手前にある凹んだ部分で、口を開いた時に隆起するのがわかる箇所が下関になります。

このツボの小顔効果としては

  • 口元の歪みの解消
  • 目の歪みの解消
  • 顔のたるみ、しわ、むくみの解消
  • 代謝の向上

と多くの効果が見込まれると言われています。押し方としては下関に対して両手の人差し指を当てて、奥に押し込む様な感じで力をゆっくりと入れ、5秒ほどかけて離していきます。(これを5回〜10回程度行います)

地倉(ちそう)

唇の端の真横とほうれい線がぶつかるラインの位置が地倉(ちそう)になります。

このツボの小顔効果としては

  • 口周りのたるみ、むくみの解消
  • ほうれい線を目立たなく薄くさせる
  • シワの解消
  • 内臓機能を整えて食欲を抑える事のダイエット効果

といった効果が見込められると言われていて、押し方としては左右の地倉に対して両手の押しやすい指でまっすぐ押して、ゆっくりと5秒ほどかけて離します。(これを5回〜10回程度行います)

承漿(しょうしょう)

下唇の中心からやや下がって凹んでいる位置が承漿(しょうしょう)になります。

このツボの小顔効果としては

  • 顔のむくみ、たるみの解消
  • 口周りのシワの解消
  • 口の歪みの解消
  • 目の歪みの解消
  • 代謝の向上
  • 血行が良くなる事での口周りの引き締め

といった多くの効果があると言われていて、押し方としては中指を承漿(しょうしょう)に対して垂直に当てて、ゆっくりと5秒ほどかけて押して離します。(これを5回〜10回程度行います)

歯に隣接しているので、痛みが強く出ない様に気をつけて押しましょう。

球後(きゅうご)

目尻をさわれば眼窩(がんか)と呼ばれる目の収まっている穴がわかりますが、目尻から少し下がった頬骨の所が球後(きゅうご)になります。

このツボの小顔効果としては

  • 目元のたるみの解消
  • 口の歪みの改善
  • まぶたのむくみの解消
  • クマの改善
  • 目元のシワの解消

といった効果が見込めるとされていて、押し方としては左右の球後(きゅうご)に両手の人差し指を当てて5秒程度小刻みに押しながら左右に動かします。(これを5回〜10回程度行います)

魚腰(ぎょよう)

眉毛の中央付近、正面を向いた時の瞳の真ん中から上部にラインを引いた辺りにあるのが魚腰(ぎょよう)になります。

このツボの小顔効果としては

  • 目元のシワの解消
  • おでこのシワの解消
  • クマの改善
  • 目の開きを大きくする
  • 目の歪みの改善
  • 口の歪みの改善
  • まぶたのむくみの改善
  • 血行を良くして肌に張りと艶をだす

といって効果が見込めると言われていて、押し方としては魚腰(ぎょよう)に対して下から押し上げる様な感じで5秒ほどかけてゆっくりと押して離します。(これを5回〜10回程度行います)

四白(しはく)

小鼻上部の真横のラインと、正面を向いた時の黒目の真下のラインがぶつかる位置が四白(しはく)になります。

このツボの小顔効果としては

  • 顔のむくみの解消
  • 目元のたるみの改善
  • 顔のシワの解消
  • クマの改善
  • 目の開きを大きくする
  • 顔の筋肉をほぐして血行を良くする

と言った多くの効果が見込めるとされ、押し方としては左右の四白(しはく)に対して両手の人差し指を当てて、5秒ほどかけてグリグリと回しながら押し、ゆっくりと離します。(これを5回〜10回程度行います)

頬車(きょうしゃ)

下アゴの耳側の部分、エラよりやや上で歯をくいしばると隆起して動くのがわかる部分が頬車(きょうしゃ)になります。

このツボの小顔効果としては

  • 顔のむくみの解消
  • 頬のたるみの解消
  • 二重アゴの解消
  • 口元の歪みの改善
  • 目の歪みの改善

と言った効果が見込めるとされ、押し方としては両手の人差し指を中指の二本を頬車(きょうしゃ)に当て、上下に5秒ほど振動させる様に動かし、ゆっくり離します。(これを5回〜10回程度行います)

ツボ押しではないですが、下膨れを解消させるマッサージとして近い部位のマッサージを紹介していますので、興味がある方は是非見て下さい。

太陽(たいよう)

こめかみと眉尻の中間よりやや後ろ(1cm〜2cm)にあるのが太陽(たいよう)になります。完璧な中間ではなく、こめかみより目尻に寄った位置です。

このツボの小顔効果としては

  • 目の開きを大きくさせる
  • 目の周りのシワの解消
  • 目の下のたるみの解消
  • 口の歪みの解消
  • 目の歪みの解消
  • 目の周りの引き締め

と言った効果が見込めるとされ、押し方としては左右の太陽(たいよう)に対して頭全体を掴む様なイメージで両手の親指を当ててゆっくりと押して、20~30回ほど痛くない程度に揉みます。

親指以外は頭部に添えて固定すると良いでしょう。(両手で頭を抱える様な感じですね)

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総括

東洋の神秘であるツボ押しですが、今回紹介した小顔効果が見込めるツボだけでもこれだけの数がありました。

細かく効果を探っていければもっと多くのツボを紹介できますが、あまり多すぎても覚えきれないですし1日の中で実践するには多いかと思ったのでこの辺りでまとめる事にします。

今回書いたのは小顔に関係する効果だけ取り上げて書きましたが、実はニキビや吹き出物の解消などの効果も見込めるツボだったりするツボもありました。

全ての効果や効能を羅列してしまうと膨大な量の文章になってしまいますので、見やすい様にという事で配慮したのですが、ツボ押しの秘めているポテンシャルには驚きです。

芸能人やモデルさんの中にもツボ押しを愛好している人が多いとも聞きますので、今後はそういった関係性も調査していきたいと思います。

ツボ押しは正しい押し方と箇所さえ覚えてしまえば日常の空いた時間で出来るので、筆者もこれからはツボ押しを実践して効果の程を体験していきたいです。

 

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