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「白湯」に「ホットヨガ」と今何かと話題の「温活」ですが、実際に身体を温めるだけでそんなに効果があるのでしょうか?

そもそも身体を温める事がどういう作用があって、身体にとってどの様な効果があるのか?知識の無かった管理人はそこからのスタートになりました。

色々と情報を集めて温活について調べていく内に、小顔にとっての一番の効能は「むくみの改善」にある事がわかったのです。

もちろんそれ以外にも有用な温活の効果は存在しますが、今回は「むくみ」に対してフォーカスを当ててお伝えしていきたいと思います。

というのも飲み会の翌日や、睡眠が十分に取れてない朝なんかに顔がパンパンに腫れ上がって菓子パンのヒーローの様な顔になっている事が最近多かったからです。

自分の知識量を増やす意味でも、読者の皆様にお伝えする意味でもwin-winだと思ったので、今回お伝えする事を参考にしてもらえればいいなと思います。

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むくみについて考えてみる

温活の話に入る前に、そもそもむくみって何なのか。顔がむくむって言えば、ほっぺがパンパンになってるとか、膨張して見えるって意味だと思うけれど実際は良く分からない。という方もいると思います。

正直、単語してむくむ、むくみを使っていましたが、管理人もむくむってどういう事なのか知らなかったので、わかりやすくむくみについて解説していきたいと思います。

むくみとは?

わかりやすく言えば皮膚と皮膚の下の組織に、血管から漏れた血液中の水分や老廃物が溜まってしまっている状態を指します。

長時間の立ち仕事をしていたり、一日中座りっぱなしだったら足がむくんでしまった。という経験のある方もいらっしゃると思います。

これは足のむくみの話ですが、足のむくんでいる部分を指で押して凹んだまま戻らないと感じたら、それは水分や老廃物が血管から染み出してしまっている証拠なのです。

むくみが起きやすいとされる場所は基本的に心臓から遠い場所になり、重力の影響から足が一番むくみやすくなります。

これは心臓は血液を全身に送り、送り出した血液は心臓へと戻ってきます。だからこそ心臓よりも低い位置にあって、一番遠い場所にある足がむくみやすいという訳なのです。

わかりやすいむくみの仕組みを解説するのに足を例に出してお伝えしましたが、今回はむくみの中でも顔のむくみをメインにしてお伝えします。

では顔がむくんでしまう原因を解説していきましょう。実際にむくみの原因を知っておく事が改善への近道になると思います。

顔のむくむ原因

冒頭で軽く話した様に、読者の方の中にも朝起きて顔がパンパンだと感じた経験がある方はいるのではないでしょうか?

寝起きの顔のむくみもありますが、徹夜明けの朝や飲み会終わりなんかも顔はパンパンになる事がありますよね。

ではどうして顔がむくんでしまうのかを調査しましたので、わかりやすく紹介していきたいと思います。

  • 水分や塩分の取りすぎ
    水分や塩分を取りすぎると、血管の中の水分が増えてしまい血管の外に水分が漏れ出してしまいます。
    その結果として、血管から皮膚下に漏れた水分がむくみの原因になるのです。
    塩辛いものを食べた時は同時に水分も欲しくなりますし、個人的にもイカの塩辛を1瓶食べてしまった時には確かにむくんだ記憶があります。

 

  • アルコールの影響
    アルコールを飲むと血管の透過性が高まってしまい、血管内の水分が外に漏れ出してしまいむくみの原因になってしまいます。
    それに血中アルコール濃度が上がると血管が拡張されて水分が染み出しやすくなるのもあります。
    飲み会の後や翌日に顔がむくんでしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。

 

  • カリウム不足
    細胞液内にはカリウムというミネラルの一種が存在しますが、細胞外液にあるナトリウムと2:1のバランスを保とうとする性質があります。
    そのためカリウムが不足するとナトリウム過多になり、喉の渇きから水分が欲しくなってしまうのです。
    そうなると水分を取りすぎて上記で挙げたむくみの原因に繋がります。

 

  • リンパの流れが悪い
    首回りや顔のリンパの流れが悪いと、リンパ液や老廃物が滞ってしまってむくみの原因になります。
    リンパマッサージでむくみを解消。なんていう広告を見かけたこともあるのではないでしょうか。

 

  • 運動不足
    運動不足で代謝が悪くなると汗をかきづらくなってしまいます。汗をかきにくくなれば水分の排出が低下してしまい、むくみに繋がると言えます。
    日頃からデスクワークばかりになってしまって運動を全くしていないと、むくみを訴える人が多いのはこのためだと言われています。

 

  • 女性特有のもの
    月経前や月経中にむくみやすいという女性の声があります。これはホルモンバランスの影響で月経前に体内に水分をためやすくなる為とされています。

 

  • 冷えの影響
    体が冷えると血流(血のめぐり)が悪くなりむくみの原因になってしまいます。この冷えが様々な原因を誘発する基盤になってしまっていると言っても過言ではありません。

 

このあたりがむくみの代表的な原因になると思います。この中でも最後にお伝えした「冷え」を改善する事で、他の原因の解消にも繋がる理由があります。

冷えむくみの悪循環と呼ぶ方もいるそうなので、次の項でその仕組みを簡単に説明します。

冷えむくみの悪循環

むくみの原因の中でもかなりの要因を含んでいるのが冷えになります。

虫歯で頬が腫れた時に氷を当てて冷やした経験がありますが、むくみと腫れは別物で体を冷やす事はむくみを促進させてしまうのです。

一年の中でもむくみを感じやすい人が多いのは寒い冬場になります。寒ければ当然、冷えを悪化させる事になるでしょう。

では冬場の冷えがむくみの悪循環を引き起こす具体的な流れを説明すると以下の様になります。

  1. 寒くて運動が億劫になり運動不足になる。
  2. 血流やリンパの流れが悪くなる。
  3. 体が更に冷えてしまう。
  4. 体がむくみはじめる。
  5. 体がむくむとだるくなり更に動かなくなる。(運動不足がすすむ)
  6. 更にむくみが悪化していく。

 

という流れで冷えが体をむくませるループが起きてしまうのです。

そしてこれは冬場に限った事ではなく、運動不足になる状況であれば冷えむくみの悪循環に突入してしまいますし、血流やリンパの流れが悪くなっても悪循環のループに突入してしまいます。

以上の事からどの時点で冷えむくみの悪循環の流れを断ち切るかが問題になると思いますが、一番簡単で手っ取り早い方法を紹介していきます。

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温活のススメ

やはり色々な対策、解消法や対処法を見ても、冷えむくみの悪循環を断ち切るには体を暖める事が一番効果的だと感じました。

とは言うものの体を暖めるにしても様々な方法があります。

暖房をつけて体を外から暖める方法もありますし、マラソンやハードな運動をして体を内側から暖める方法などです。

ではその中でも何が冷えむくみにとって効果的なのか?を取り入れやすさを加味した上でお伝えしたいと思います。

その前にそもそも「温活」と言われてもピンとこない方もいらっしゃると思いますので、温活の説明を先にします。(と言っても大袈裟な事ではありません)

温活とは?

日頃から体を温める事を意識して、体の代謝を上げて健康を維持しよう。という活動です。

以前は女性特有の冷えに起因するトラブルに対処する為に作られた言葉の様ですが、今では冷え性に悩んでいる男性の間でもじわじわと広がっています。

ざっくり言ってしまえば、体を温める事に関連する行動は「温活」だと言っても構わないと思います。

ただし真夏に体が熱を持っている状態で長時間サウナに入る事は温活には該当しないと思われ、あくまで代謝を上げて健康になる事を前提とした行動に当てはめます。

では、改めて簡単なオススメの「温活」をお伝えしたいと思います。

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白湯

最近何かと話題で、中条あやみさんなどの有名モデルさんや女優さんの間でも愛飲されている白湯ですが、ただのお湯と侮ってはいけません。

白湯はお手軽に温活をサポートしてくれる優れたホットナチュラルドリンクなのです。温かいものを摂るというのはそれだけで温活になります。

というのも内蔵の温度が1度上がるだけでおよそ30パーセントの免疫力のアップが見込めると言われていて、血液の循環を助けて内蔵の機能を向上させてくれるそうです。

お湯を飲むだけで何かと有用な効果があるのはお手軽で素晴らしい事ですが、正しい白湯の飲み方を知らない方もいると思うので簡単に説明します。

白湯の作り方

そもそも白湯というものは一度沸かしたお湯を冷まして、50~60度にしたものを指します。湯冷ましなんて言われる事もありますね。

白湯の作り方に関しては、アーユルヴェーダというインドの医学に基づいて電子レンジを使わずにヤカンなどを火にかけて10~15分ほど沸騰させる事を推奨している人もいます。

一度沸かして冷ますのは手間ではありますが、煮沸する事で水道水の不純物やカルキを取り除いてくれるのです。

白湯に生姜汁やレモン汁を混ぜる人もいる様ですが、そのまま何も入れずに飲む方が負担が少ないという人もいるので、好みで試すのもありかもしれません。

白湯の飲み方

そして白湯の飲み方になりますが、一番効果があるとされるのは朝の起きがけに白湯を飲む事です。

体温に近い温度のお湯を飲む事で、体も受け入れやすくなっているというわけです。冬の寒い時期に飲むのも良いですが、消夏法として夏場に飲む事も効果が見込めます。

ただし寝起きにすぐ飲めば良いというわけではなくて、歯を磨くなどして口の中をすすいでから飲む事を心がけてください。

というのも寝起きの口の中は睡眠中に増殖した雑菌や雑菌の死骸などの温床になっています。

歯を磨いて寝ても口の中が粘ついたり嫌な臭いを経験された方もいるかと思いますが、その雑菌等をせっかく用意した白湯で飲み込んでしまっては本末転倒ですね。

一説によれば、寝起きの口内の細菌の数は大便10gくらいの量がいるそうなので、これを飲み込んでしまうのは体に良いはずがありません。

ちなみにこれを知った管理人も、寝起きにすぐ飲み物を飲む事は無くなりました。

話が逸れましたが、一度に白湯を飲む量は1回に100~200ml程度が良いそうです。体に良いからといって1ℓも白湯を飲むのはかえって逆効果になります。

自分に合った量を飲む事が一番大事だと言えるでしょう。

白湯を飲むタイミングですが、寝起き以外にも食前や睡眠の2時間前に飲むのが良いとされていて、それぞれ有用な効果があると考えられています。

食前の白湯に関してはその後に食べる物の消化や吸収を助けてくれます。これは白湯によって内臓が温められて、胃腸の機能が高まるのがその理由です。

もちろん食前だけじゃなく食事のお供に白湯を飲むのも良いそうで、例えばパンならばコーヒー、ご飯ならばお茶を飲んでいたならばそれを白湯に置き換えます。

これはコーヒーやお茶には大なり小なりのカフェインが含まれていて、そのカフェインが交感神経を刺激して血管を収縮してしまい「冷え」に繋がるからだそうです。

体を温めるつもりで温かいものを摂っても、中に含まれている成分で体を冷やしてしまっては本末転倒ですからね。

白湯は当然カフェインレスな飲み物なので、胃腸にとっても負担が少ないのでその点からみても有用だと言えるでしょう。

では睡眠2時間前に白湯を飲むのが良いとされる理由ですが、キーポイントは深い睡眠です。

深い睡眠を取るためには寝ている間の体温を下げた方が良いとされていて、体の深い部分の体温を下げるためには、一度体温を上げると効率が良いそうです。

もちろん湯船に浸かって体温をあげるのも有効ですが、湯冷めの対応も考えなくてはいけませんし、白湯を飲む方がお手軽と言えますね。

就寝の2時間前に白湯を飲みながら自分の好きな音楽を聴いたり、本を読んだりしてリラックスすれば就寝の時に深い眠りにつきやすいのです。

ちなみに寝る直前に飲んでしまうと内臓が活発になって利尿作用も活発になる事でトイレの回数が増えてしまい、寝るのに向かなくなってしまうのもあります。

逆に言えば白湯を飲む事で代謝が上がるので、体外に余分な水分を出してくれるのでむくみの改善には繋がると言えるでしょう。その為、日中に飲むのは大いに有効だと思います。

簡単にまとめると、以下になります。

  1. 火にかけて10~15分ほどお湯を沸騰させる。
  2. そのお湯をコップなどに注ぎ50~60度まで冷ます。
  3. 無理のない範囲で100~200ml程度飲む。

飲むタイミングは省きましたが、基本的にはこれだけなので非常に簡単だと思います。

むくみの解消法の温活としての白湯を紹介しましたが、簡単にその他の白湯の効能をお伝えしていきましょう。

白湯の効能

温活として体を温めるだけが白湯の効能ではありません。白湯を飲む事で見込める効果は様々ありますがその中でも代表的な効能を挙げます。

  • ダイエット効果がある
    白湯を飲む事で代謝が上がり、脂肪を燃焼させる効果が見込めます。内蔵の機能が向上する事で老廃物を体の外に排泄しやすくなる点もあります。
    ただし飲んだそばから痩せるという訳では無いので、継続して続ける事が大事です。

 

  • 基礎代謝、免疫力の向上
    軽く前に記述しましたが、体温が1度下がる事で免疫力は10%前後低下してしまうそうで、体温が1度上がれば免疫力はその分上昇します。それと似た様に基礎代謝も体温が1度上がれば10%前後上がり、運動をせずに生活しているだけでもエネルギーの消費を高めてくれます。
    免疫力が上がれば病気になりにくい利点もありますね。

 

  • お通じが良くなる
    内蔵の機能が向上する事で便秘の改善に役立ちます。体から老廃物を出そうとするので、お通じを改善して肌質の向上やぽっこりお腹の解消にもなるでしょう。

 

  • 自律神経のバランスを整える
    体の様々な機能を調節している自律神経ですが、白湯を毎日飲む習慣をつける事で自律神経がバランスを崩す事を抑えられるそうです。
    自律神経が狂ってしまうと寒い時に汗をかいたり、暑い時に汗をかかなかったりと真逆の事が起きたりします。
    他にも冷え、多汗、頭痛、肩こり、不安感、不眠など様々な症状の原因にもなるので、白湯を飲んで改善されるとすればかなり有用ですね。

 

薬では無いですが万能薬みたいな飲み物ですよね。原料はもちろん水なので経済的にも優しいのが白湯の良いところと言えるのではないでしょうか?

総括

むくみを解消するには体を冷やさず温める事が一番早い事がわかりましたが、白湯を飲むだけでそれをお手軽に出来るのは非常に便利ですよね。

ジム通いやヨガ、岩盤浴あたりを温活として愛好されている芸能人の方は多いですが、一般の人で専門的な施設を使ったりお金がかかる事をしてられないのもあります。

管理人もジムやヨガは続かない気がしましたが、白湯ならば気軽に始められて良さそうだと思いました。

温活についてはまだまだ可能性がありそうなので、今後は白湯以外の温活についてもお伝えしていきたいと思いますが、まずは手頃な白湯からスタートしてみてはいかがでしょうか?

 

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