当サイトでは芸能人の頭身や全頭高に加え、黄金比マスクを使用してその人の黄金比率のようなものを紹介していますが、そもそも普通の人は「黄金比」なんて言葉を耳にしたことがないかと思います。
こちらのコラムでは、そんな馴染みの薄い黄金比について徹底解説しています。これを頭の片隅に入れておくだけであなたの綺麗の追い風になるのでぜひご一読ください。
目次
そもそも黄金比とは
黄金比は特に顔だけに限った話ではなく、自然界に存在しているモノの美しさを左右する普遍的な要素です。
黄金比の横と縦の比率は「1:1.618」
これは身近なものでいうとAppleのリンゴマークやTwitterのロゴなどの2次元のもの
JRのSuicaやCanonのデジカメなどの日常で触れるもの
パルテノン神殿やピラミッドなどの歴史的建造物にまで及びます。
平たく言うと「我々人類が本能的にに美しいと感じてしまう魔法の比率」なんです。
さらには宇宙の惑星軌道でもこの比率が密接に関係しているし、私達のカラダも黄金比で構成されている…。森羅万象に通ずる絶対的造形美とでもいいましょうか。
では顔の黄金比率とは?
相手の顔が魅力的かどうかを判断するのにかかる時間はわずか0.4秒。その際の判断基準でも本能的に黄金比が使われているとしたら…人間すげー!というか黄金比すげー!!ってなりますよね。
具体的に顔の「縦・横」の配置バランスとパーツの大きさで決まるようです。
- 髪の生え際~眉頭の距離
- 眉頭~鼻先
- 鼻先~アゴ先
上記の距離が同じであること。
- 顔の横幅は目の横幅の5倍
- 目の横幅と目と目の間の距離が1:1であること
- 小鼻の外側が眉頭の延長線上にあり、目尻・眉尻に向かって線を引いた際に一直線になること
- 口の横幅と目の瞳と瞳の間の距離がほぼ同じであること
- 顔を横から見て鼻先と顎先を直線で結んだ際に唇がちょうど重なる、もしくは唇が少し内側に引っ込んでいること
とは言え、テキストでの解説のみだとイメージが掴みにくいかと思うので、このマスクに自身の顔を当てはめて頂くのが一番手っ取り早いかと…。
骨格の違いから横顔の黄金比には日本人のほとんどが当てはまらないため、こちらに関してはあまりシビアに捉える必要はありません。また、目元の彫りの深さも日本人と欧米人では全く違うため、眉と目の距離に関してもあまり気にしなくても良いかと思います。
スマホで簡単に合成!黄金比マスクの使い方
前述の黄金比マスク、自分の顔を当てはめて黄金比率をチェックしたい!という方も多いのではないでしょうか?
画像加工というと一見難しそうに見えるかもしれませんが、たった1分もあれば出来るような作業なので是非トライしてみてください。
- まずはAppStore・Google Playで「Phonto」という写真加工アプリをインストールしてください。
- カメラマークのボタンを押してベースとなる顔写真を読み込みます
- ベース画像が表示されたら、左側のメニューをタップして「画像を追加」をタップ。予め保存しておいた黄金比マスクを選択します。
- マスクが表示されたらタップしたまま顔の中央あたりに持ってきましょう。
- 顔と合わせるためにマスクの画像を一度タップして、表示された「透明度」というメニューを選択します。
透明度は「0.30」くらいが合わせやすいです。終わったらサイズや傾きを微調整しましょう。
- 輪郭がピタッと当てはまったら完成です。お疲れ様でした!
メイクで黄金比を再現!?黄金比に基づいたメイクとは?
さて、前述の章で黄金比マスクを自身の顔に合わせる方法はお分かり頂けたかと思います。この画像を参考にメイクをすれば、黄金比に寄せていく事も可能なわけです。
眉毛の角度は黄金比マスク通りだと少しきつめの印象になりますが、目尻を通過させた直線上まで長さを出してみたり、フェイスラインが気になるようであればシェーディングをしてみたり。
鼻の高さを出して鼻幅を狭く見せるためにハイライトとシェーディングを入れるのも良いでしょう。黄金比に則ったメイクになるので没個性的とも言えますが、万人受けという意味では最強のメイクとも言えますね。
日本人には白銀比(プラチナ比)の方が合っている!?
さて、ここまで再三に渡って黄金比について触れてきましたが、実は日本人は黄金比よりも白銀比の方が好みの人が多いとのこと…。
黄金比が1:1.618であるのに対して、プラチナ比は1:1.414と、少し縦が短めになっているんですね。ちなみにこの白銀比も黄金比同様、古来から建造物や日常のあらゆるモノの比率に使われている比率です。
確かに欧米人と比較すると、我々日本人は顔の横幅が強調されがち。黄金比は細面が作用して面長に見えることもありますが、白銀比はよりマイルドで、幼さのある日本人に適しているとも言えます。
全身の骨格を見てみても、欧米人より手足が短い場合が多いため、シュッとした印象の黄金比よりも馴染みやすいのかもしれません…。
当サイトではあくまで黄金比を基準に有名人の顔の整い具合いを判断していますが、これはハードルを高くしているといいますか。そもそも基準を寄せていったら当てはまる人ばかりで希少性も薄れてしまって、考察的に面白みがなくなってしまうのでは?と思うところがあるからです。ということで当サイトでは今後も黄金比をベースに調査を続けていきます。
黄金比マスクにぴったり一致している芸能人一覧はこちらに掲載しています。