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実は歯ぎしりとエラには相関性があるのは知っていましたか?

管理人にとっても盲点な部分だったのですが、調べてみてよくよく考えてみると確かに繋がりがあるワードだったのです。

自分に置き換えてみて当てはまる部分も多々あったので、今回はそれをわかりやすくお伝えしていければと思います。

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まずはじめに咬合習癖とは?

咬合習癖?って疑問になりますよね。一般的に聞きなれない言葉ですし、管理人も最近知りました。

判りやすくいえば歯軋りや食いしばりの事で、起きている時や睡眠中に歯と歯を擦り合わせてしまう癖の事でブラキシズムや咬合神経症とも呼ばれています。

管理人も子供の頃に父の就寝中の歯ぎしりが気になった記憶がありますし、その影響なのか別の影響なのかはさておき、父は小顔とは言えません。

それに自身に置き換えて記憶を辿ると、歯医者で歯が磨耗してきていると言われた経験があります。

これは何か理由があるのではないか?と考え、実際にどの様な影響があるのかを調べました。

今回はこの咬合習癖がエラ張りにもたらす影響を徹底解析して、具体的にどう対処していく事で小顔に繋がるかを突き詰めていきましょう。

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三大咬合習癖(ブラキシズム)

「歯ぎしり」と聞いて頭に浮かぶのは就寝中に無意識にギリギリとした音を立てている状態ではないでしょうか?

管理人もそのタイプを歯ぎしりだと思い込んでいたのですが、実際はブラキシズムの一つであって様々なタイプの歯ぎしりが存在するのです。

睡眠時ブラキシズム」と「覚醒時ブラキシズム」に別れ、具体的にいえば歯ぎしり(ブラキシズム)の種類は大きく分けると以下の3つになります。

  • タッピング
    昼夜を問わず行われ、上下の歯が小刻みにカチカチカチと無意識にぶつかり合い、独特の音が出る事が特徴のブラキシズムです。
    寒い日に外に出た時に口元が震えて歯がガチガチと鳴ったという、タッピングに似た経験をした事がありますが、それを想像してもらえればわかりやすいと思います。

 

  • クレンチング(食いしばり、噛み締め)
    上下の歯を強く噛み合わせてしまう事で起きる歯ぎしりで、音も立てずに無意識に行ってしまうので自覚症状はありません。
    誰でも重いものを持った時などに奥歯に力を入れた事はあると思いますが、それを睡眠時や日常生活で意図せずに行ってしまうのです。
    ストレスや緊張でも起こるとされ、歯を噛みしめることで咬筋(頬の筋肉)に力が加わり、頬が膨れて見えてしまう人もいます。
    通常、人が1日に歯と歯を接触させる時間は5分〜20分の間だとされていますが、クレンチングをする人は1時間以上もかかるケースもあり、歯や咬筋に強い負荷がかかるそうです。
    一般的に人は無意識の時は、安静位空隙を呼ばれる上下の歯と歯の間を常に2~3ミリ開けているのが自然な状態です。

 

  • グライディング
    これが一般的な人の中でも多くみられるタイプのブラキシズムで、歯ぎしりと言われて浮かぶのがこれになります。
    上下の歯と歯を強い力で左右に擦り合わせてしまう事で、ギリギリと独特の異音を出してしまうのが最大の特徴になります。
    周りの人が気がつくぐらいの音を立てるので外部認知されやすいですが、本人は無自覚、無意識に行っているので気がつきにくいです。
    多くのグライディングは睡眠時に行われ、家族や恋人、友人などと近くで寝ている時にグライディングの音で目が覚めた経験がある方もおられるのではないでしょうか。
    逆に「歯ぎしりがうるさくて眠れなかった」と文句を言われた方もいるかもしれませんね。
    最も歯にダメージを与えるブラキシズムだと言われていて、強い力が長く加わる事で咬筋のこわばりを感じる人もいるそうです。

 

歯ぎしりセルフチェック

自覚症状が無い場合の多い歯ぎしりですが、簡単に自分が歯ぎしりをしているかを項目別で確認してみましょう。

  • 友人や家族から歯ぎしりをしていると言われた事がある。
  • 起床した時に頬や顎にこわばりや疲れを感じた事がある。
  • 歯の詰め物が取れたり割れたりした事がある。
  • 歯医者で歯がすり減っていたり短くなっていると言われた事がある。
  • 歯の根元が削れてしまっている。
  • 歯に表面に亀裂が確認できた事がある。
  • 舌や頬などに歯を押し付けた跡が残っている事がある。
  • 上の歯の内側や下の歯の頬側や上顎の中心に骨の瘤がある。
  • 知覚過敏の歯が多くある。
  • 仕事や勉強中などの日常生活で気が付けば歯を食いしばっている時がある。
  • 食事の時に口を開けにくいと感じた事がある。
  • 原因のわからない頭痛や肩こりがある。

 

これらのいくつかにチェックが該当するならば一度、歯ぎしりを疑ったほうが良いかもしれません。

では先程紹介した3つが代表的な歯ぎしり(咬合習癖・ブラキシズム)になりますが、歯ぎしりが小顔に及ぼす影響を調査していきましょう。

歯ぎしりの悪影響

歯ぎしりで筋肉や歯にかかる負荷というのはかなり大きく、ガムを噛んでいる時の数倍〜10数倍と測定される事もあります。

それだけの力で無意識に長時間の負荷を与えれば、筋肉、歯に及ぼす影響というのは見過ごせない範囲になると思われ、延いては小顔にとって大きな要素に該当するエラ張りに影響するのです。

他にも小顔には直接起因しませんが、参考までに歯ぎしりに伴う悪影響について記述します。

その多くは先程の挙げたセルフチェックに関連するもので、一番影響が出ているのは歯に関するもので歯がすり減ってしまったり、割れたり欠けたりしてしまいます。

歯が割れると虫歯の原因になりかねませんし、噛み合わせにも影響が出るでしょう。そうなれば歯茎にも悪影響を及ぼし、歯周病に繋がる可能性もあるそうです。

他にも筋肉の緊張から神経を圧迫して頭痛や肩こりの原因になりかねないという意見もありますし、一緒に寝ている人間からすれば睡眠妨害だと感じることもあるでしょう。

他にも歯ぎしりの悪影響は多々ありますが、小顔に関連するものに詳しく迫って行きたいと思います。

では、エラ張りの原因の一つとされる咬筋について調べましたので、咬筋とは何かを知って頂ければ幸いです。

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エラ張りの原因

多くの情報で取り上げられているエラ張りの原因は大きく分けると「先天的な原因」と「後天的な原因」になります。

先天的な原因とされるものは簡単に言ってしまえば骨格の問題で、生まれついた下顎骨や顎関節の形に起因したものを指します。

このイラストを見ればわかる様に、下顎骨と顎関節がエラの部分に直結している事がわかりますね。

次に後天的な原因とされるものに、「咬筋の発達」「リンパの停滞」「顔のむくみ」「顔周りの脂肪」が挙げられます。

今回はその後天的原因の中でも歯ぎしりと関連性の強い「咬筋」について紐解いていきましょう。

まずは咬筋とは具体的にどこの筋肉で、何の為にあるのかをお伝えします。

エラの原因、咬筋とは?

まず最初に咬筋の位置ですが、上のイラストにある様に上顎骨と下顎骨の後部を覆っている部分です。

筋肉の位置を実際に自分の感覚に照らし合わせて確かめたい場合は、両手を耳の下に当てて奥歯を噛み締めたり緩めたりすると、咬筋が動いているのがわかりやすいと思います。

咬筋はものを咬みしめる時に使う筋肉で、浅部と深部に分かれています。

当然、食事をする時に必要な筋肉なのである程度は必要ですが、長時間強い力で咬みしめていると咬筋が過剰に発達してしまいます。

その結果として筋肉が盛り上がりエラを盛り上げ、顔を大きく見せる原因になるのです。

また、噛み合わせの問題や癖で左右の咬筋の発達がずれると、筋肉の大きさも異なってしまい歪んだ顔の原因になるともされます。

だからこそ歯ぎしりを長時間続けていると無意識に咬筋を鍛えてしまう事になり、エラ張りを促進してしまうとも考えられるでしょう。

筋肉を振動させて「ながらで」腹筋を鍛えられるバンドがありますが、咬筋に関していえば何も使わなくても鍛えられてしまう事が厄介ですね。

咬筋については大まかではありますが要点は大体伝わったのではないでしょう。

それでは次に咬筋の発達の原因になる歯ぎしりの改善法や対処法を調べたのでお伝えしていきます。

歯ぎしりを解消するには?

エラが張る、延いては顔が大きくなる原因の歯ぎしりを改善するにはどうしたらいいか?

この章ではそんな歯ぎしりに対する疑問にスポットライトを当てて答えを出していきます。

歯ぎしりの原因

まずは歯ぎしりがどうして起きるのかを理解していく事が、歯ぎしり解消への近道になると考えました。

歯ぎしりの原因ですが、最初に言ってしまうと直接的となる確実な原因は解明されていません。

こんな事を言ってしまえば身も蓋もないかもしれませんが、実際に言ってしまえばそれが事実なのです。

とは言え、原因として考えられるものはいくつか挙げられているので、今回はそれを記述していきたいと思います。

  • ストレス
    様々な病気の原因としても挙げられる事が多いストレスですが、歯ぎしりにとってもストレスの影響というのがあるそうです。
    ストレスによって筋肉が緊張してしまい咬筋やその周りにコリを生み出し、それをほぐすために無意識に歯ぎしりを行っていると考えられる説があります。

 

  • 歯並びの影響
    歯ぎしり自体は歯並びが良い人でも起こりえますが、歯並びが悪い事でも歯ぎしりが起きる場合もあります。
    年齢に伴う筋肉の低下(老化)や歯並びが悪い事で歯と歯の摩擦が大きくなり、寝ている時に歯ぎしりが起きてしまうケースがあります。

 

  • 噛み合わせの影響
    歯並びにも近いものがありますが、歯の磨耗や詰め物をした時などの歯の微妙な変化を補うために歯ぎしりを無意識に行う事があるそうです。

 

  • 日常生活の癖
    重いものを持ったり、何かを堪えたりする時に歯を食いしばってしまう癖のある人は、筋肉がその癖を記憶している影響で睡眠中にも噛みしめを行ってしまい、それが歯ぎしりに繋がる事があります。

 

  • 顎周りの変化や顎関節の形態変化
    顎の関節や骨などに上記で記載した以外の理由で変化が起きた時に、歯ぎしりが起きる場合があると言われています。
    関節は年齢と共にすり減っていき平らになっていくので、それに合わせて歯の形を変化させるために歯ぎしりが起きる事があります。

 

他にも歯ぎしりの原因とされる事はあると思われますが、この辺りが身近で日常生活に関連性の高い原因ではないでしょうか。

歯ぎしりの原因について説明しましたが、次は歯ぎしりの対策を見ていきましょう。

歯ぎしりの対策

歯ぎしりを改善する方法を調べたところ、いくつかの方法がある事がわかりました。

その方法の中には外科的な手段とお手軽にライフスタイルに落とし込みやすい手段があったので、後者に焦点を当てて対策をお伝えしたいと思います。

  • ストレスの解消
    心理的な要因がもたらす作用というのは歯ぎしり以外にも起因する部分が多々あるので、日々の生活にストレスを感じているならそれを取り除き解消する事が大事です。
    具体的には娯楽とったり休息をしっかりと取る事で気分転換をする事ができますし、あまりにも強くストレスを感じているならば心療内科や精神科を受診する事も選択肢に入れては如何でしょうか。

 

  • マウスピースを使う
    単純に物理的に歯と歯がぶつかり合うのを避ける方法です。どんなマウスピースでも良いわけではなく、歯科医院で自分の歯型に合ったマウスピースを作ってもらい使用する方法があります。
    一般的に市販されている歯ぎしり用のマウスピースもあるので、歯医者が苦手という方はこちらから試してみるのも一考かと思いました。

 

  • 筋肉をマッサージする
    顎周りの筋肉のコリをマッサージをする事でほぐし、無意識でコリを改善するために行ってしまっていた歯ぎしりを起きないようにします。
    筋肉をリラックスさせる事でコリを解消できるそうです。

 

  • 自己暗示をかける
    自己暗示と言うと大袈裟な気がしますが、簡単に実践する事ができます。
    やり方としては唇を閉じている状態で、上下の歯と歯がくっつかないように日頃から意識をしておく事だそうです。
    日常的に意識を向ける事で、自分の潜在意識に刷り込むことができるのかもしれませんね。

 

このあたりが日常生活に落とし込みやすい歯ぎしりの対策だと思いますが、その中でも咬筋のマッサージがわかりやすい動画を見つけたのでご紹介します。

 

とてもわかりやすく説明されていますし、何と言ってもお手軽に出来る事が魅力ですね。

人差し指、中指、薬指の三本の指を咬筋の位置に添えます。

 

咬筋は縦に筋繊維が走っているので、その繊維に対して横方向に3本の指をスライドさせてマッサージします。

大事なのは咬筋がこっている方は最初は硬く、無理にすると痛くなる恐れがあるので、あくまでほぐす事をイメージして無理をせずにマッサージする事がポイントの様です。

 

総括

歯ぎしりとエラ張りの関連性についてお伝えできたと思いますが、エラ張りは顔の大きさにとても重要な影響を与えます。

どうしてもエラが気になってしまうと以前お伝えした有村架純さんの記事の様に、エラの部分をカバーするヘアスタイルをチョイスしがちになってしまいます。

逆にエラをコンプレックスと感じさせず、むしろチャームポイントにしている芸能人の方もいるでしょう。

超大物ハリウッドセレブ女優のアンジェリーナジョリーさんはその良い例ですよね。とても美しいです。

ただ一般的な日本人の間ではコンプレックスと感じる方がいるのも事実ですし、管理人もニット帽を被った時にホームベースの様なシルエットが気になってマスクも同時につけています。

そういった外面的な小顔対策も大事だとは思いますが、今回お伝えした様に内面的な部分で小顔に近づく事が出来るかもしれません。

今までは気がつかなかった要因であるだけに、それに気がつきさえすれば物事は好転しやすいケースは意外とあるものなのです。

これを読んでいる読者の方も興味が少しでも湧いたなら、歯ぎしりの対策を一考してみては如何でしょうか。

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